地域部活について

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  • 活動プログラム紹介活動プログラム紹介
  • 地域部活Q&A地域部活Q&A
  • 部活メンバー紹介部員メンバー・指導講師・スタッフ紹介
  • 参加者の声

なぜ地域部活が必要なのかなぜ地域部活が必要なのか

背景

~部活動の在り方の見直し~

昨今、学校の部活動の在り方の見直しが、メディアの報道を通じて社会的な関心を集める中、運動部系においては、スポーツ庁から活動時間のガイドラインが発表されるなど、全国各地で見直しの動きが進んでいます。それに対して、文化系の部活への改革は殆ど目立った動きはありません。文部科学省においても30年度で将来的なガイドラインの設定に向けて有識者による検討や調査を本格化していく段階です。
そういった中、昨年末、文部科学大臣決定として発表された緊急対策の中で『将来的に部活動は、学校単位ではなく、地域単位として、学校外の地域が担う方向を検討する』という内容が初めて明文化されました。掛川で創部する地域部活“音楽×演劇×放送”文化創造部は、こういった将来的な展開を先取りする形で全国に先駆けて本格実施する、学校の外で行う文化系の「地域部活」です。

創部の目的

文化部の選択肢を拡大

公立中学校で特に顕著な現状として、文化部の数が少なく、選択肢が限定されています。多くの学校では吹奏楽部と美術部の二者択一となっている中、多様な文化・芸術を体験できる文化系の「地域部活“音楽×演劇×放送”文化創造部」を創設して、新たな選択肢を提供します。

感性が豊かで寛容な心と人間力を持ちあわせた子どもたちの育成

多様な芸術文化体験が可能なプログラムの提供を通して、感性が豊かな子どもたちを育成します。多彩なジャンルを広く体験でき、音楽・演劇・放送を中心にそれらが融合した活動を行う文化創造部では、個々に興味を持つ分野は各自異なります。様々な活動を通して、異なる考え方や感じ方にふれることで多様性を尊重する寛容な心を育みます。また、主体性と協調性の両面をチーム活動を通して育みながら、人間力を持ち合わせた子どもたちを育てていきます。

文化活動の担い手の育成

中学校や高校時代の部活動は、誰しも思い出として記憶されることが多く、この時期の文化芸術体験は、大人になってからの地域文化への関わり方に多かれ少なかれ影響を与えると考えています。その観点から、中高6年間の地域部活の活動を通し、多様な芸術文化体験をしながら育った子どもたちが高校卒業後、進学や就職をしたあとも、社会事業への参画という形で当プログラムに関わることができる「サポートチーム」を併設します。部活在籍中に関心をもった分野等で活躍しながら、地域部活を支える活動を通して、文化活動の担い手を育成していきます。

主な特長

子どもたちの部活

  • 活動全般において、子どもたちの「自主性と自発性」を最大限に尊重(部活動の原点への回帰)
  • 子どもたち自身が合議のもとで活動の方向性や企画を選択(個々の分野の専門技術や表現方法に関する指導を各講師に依頼する形が基本スタイル)
  • 生徒個々に対するインタビューを実施(個々の関心や意欲を把握し、次の活動ステージに反映)
  • 活動の節目で意欲や興味関心を引き出す動機付けのための啓発プログラムを実施(各種レクチャー、ディスカッション、ディベートなど)

学習指導要領との連動を図った活動プログラムをデザインして実施

  • 学校で学ぶ内容との関連づけを行い、相互に学習意欲の向上につながるよう工夫する
  • 最小単位でも3年間を一括りにした中期計画を立案し、子どもたちに選択肢を提示することで、子どもたちは入部以降、積み上げ式でステップアップできるプログラムを実現させる

部費無料、活動日は最大で週3日を厳守

  • 家庭の経済状況に関わらず、広く参加可能な受け皿の一つになる
    (本来、お金がかからない「学校の部活」というあるべき姿への原点回帰)
  • 長時間にわたる練習や、発表前の休日返上の集中的な活動は一切行わない
  • 子どもたちの立場からは、週1〜2回、そのほかの習い事や学習塾などとの掛け持ちが可能
    (家庭内の教育費の有効配分の助けとなる)
  • 毎月の部費は無料であるが、教材費等、一部実費の徴収は有り

活動プログラム紹介活動プログラム紹介

  • 各種(音楽、演劇、放送)表現の練習と発表
    • 音楽(レッスンは主に合唱)、演劇(モダンダンスを含む)、放送をどれか一つを選んで体験する方式ではなく、週替わりで順番に一通り体験する方式。
    • FCN主催のフェスティバル(6月下旬予定)で、プロのアーティストと共演する形で、1年間の活動の成果を発表。
    • その他、FCN主催事業(例:子どもたちのためのファミリーコンサート、年3回)においても短時間の発表を随時行う。
  • 優れたアーティストによる表現の鑑賞と交流
    • 特別講師のアーティストが出演する公演の鑑賞と交流
  • 土曜もしくは日曜を中心に地域の様々な文化資源に「移動教室」の形で訪問(参加体験)
    • 活動例:
    • 美術館への訪問
    • 地域でアート系の芸術祭への参加
    • プロオーケストラの公演の鑑賞
    • 楽器工場の見学 など
  • 創造体験型プログラム(ワークショップ等)
    • 近年、文化芸術に出会う新たな場として、また、世界で求められる多様性、創造性、協働力などを育む学びの場として注目されている創造体験型のワークショップをプログラムに採用
  • 地域の行事や伝統的な祭りなどに共同企画の形で参加(発表)
    • アーティストと共演して参加が基本

地域部活Q&A

活動への参加について

Q1他の習い事にも通っていて、週3回(2回の週も有)の活動日に毎回出られなかったり、早退することがあるかもしれませんが、それでも参加できますか?
早退や欠席の時間や頻度にもよりますが、まずはご相談ください。基本は最大で週3回ある活動日のすべてに参加が前提になりますが、たとえば、火曜日は他の習い事の日と重なっていて、19時までは文化創造部に参加して、その後、他の習い事に行くなど一部の曜日で早退する日が出る場合などは申し出ていただければ大丈夫です。欠席した分については、その日のレッスンのポイントなど、部員間で共有する映像や資料を確認して、次回参加してもらえれば大丈夫です。
また、他の習い事の年1回の発表会の直前などに欠席する日が出る場合も、事前にどの時期に欠席になるか、あらかじめ連絡していただければ大丈夫です。文化創造部は、活動日を少なく設定していて、他の部活や習い事、学習塾等との掛け持ちも推奨していますので、状況に応じて柔軟に対応します。
Q2入学後、学校の部活に入っていましたが、途中から文化創造部に入部することはできますか?
1学年の定員(最大約30名)を大幅に超えていなければ、入部できます。
Q3週末の移動教室の送迎など、保護者の関わりや負担はどれくらいになりますか?
活動拠点(美感ホール)と自宅の間の送迎が必要な場合は、保護者の皆様で対応をお願いします。たとえば、移動教室で遠距離の場所に行く場合、たとえば、活動拠点やJR掛川駅などに集合して全員で動く場合は、集合場所までの送迎は基本は保護者の皆様に対応いただけるとありがたいです。そこから先の移動は、スタッフが帯同して引率します。
Q4毎月の部費が無料というのは本当ですか?
はい。部費(月謝)は無料です。もともと学校の中にある部活動は費用がかからないのが本来の姿であり、家庭の経済状況などに関わらず、子どもたち自身が希望すれば、みんな自由に参加できるものであるはずです。
ところが近年の部活動の実態は、活動が盛んな度合にもよりますが、部費の徴収が普通であったり、場合によっては高額な徴収があること自体が異常な状況と言わざるを得ません。必要以上にステージへの出演機会を求めたり、大会での結果を求めるあまりに様々な面で対価を払わなくてはならないことが背景にあります。
文化創造部は、すべての面において、本来の部活動の姿に回帰することを目指すことから、部費は無料を掲げています。
Q5教材費など一部実費負担の見安はどれくらいですか?
毎日の活動の振り返りができ、学んだことのポイントをチェックできるようなワークブック(バインダー式)を全員に配布します。ワークブックに関わる分が月あたり500~700円程度になります。移動教室での鑑賞等については、子どもたち対象の招待公演については無料ですが、学生チケットを購入して鑑賞する公演の場合は1000~1500円程度の実費がかかる場合があります。実費負担については、活動の内容によって月ごとに増減がありますが、年間平均すれば月額500~1000円の間が目安です。

指導方針・内容について

Q1子どもたちには、どのように育ってほしいと考えていますか?
文化創造部では、次の指導目標を掲げています。

~育てたい子どもたちの姿~

  • 感性が豊かな子どもたちの育成 (シンプルに感動できる心)
  • 多様性を尊重できる寛容な心の育成
  • 主体性と協調性(自己発信力とコミュニケーション能力)の育成
  • 先人が築いた文化的遺産に感謝しながら、新たな文化を創造する姿勢の育成
  • 地域とつながることで、文化資源や産業を有する地域に対する誇りや愛着心を育む
Q2子どもたちにとって、どのような場であることが望まれますか?
文化創造部では、子どもたちにとって次のような場であることが望まれると考えています。

★望まれる文化創造部の姿

~子どもたちにとって、どのような場であることが望まれるか~

  • 自ら考えて、世界観を広げることができる場
  • 一人一人の個性や立場を互いに認め合える場
  • リーダーシップを発揮できたり、個々の役割を担ったりする中で、自信を持てる場
  • 多様な人々と出会える場
Q3学校の文化部では、年に1〜2回、大会(コンクール等)があったりして、その成績次第では表彰されるなど、活動を続けるモチベーションになっています。文化創造部では、大会のような位置づけのものはありますか?
コンクールなどの大会への参加や成績を活動のモチベーションにはしません。文化創造部では、様々な文化芸術の表現をプロと共演したり、指導を受けながら体験できたり、鑑賞したり交流したりするなど、多彩なプログラムがあり、その都度、新たな発見、感動、刺激を受けることができます。また、自分たちで活動の方向性やステージの企画を行っていくことを通じて、過去の自分を振り返りながら、今の自分と比べることで、表現の幅や視点が広がったりするなど、成長している自分を実感することが1点、さらにその姿を、家族・友人はもとより、それ以外の一般の方々から寄せられる声を受け止め、文化創造部への評価や期待をしていただけることの2点を、最大のモチベーションに設定していきます。
また大会をモチベーションにしない理由は、以下の2点です。
1つは、大会で好成績を目指そうとすれば、長時間にわたる集中練習を避けて通ることはできません。文化創造部は、発表前の休日返上の集中練習は一切行いません。
2つは、文化芸術の本質は、大会で成績に一喜一憂するような、勝ち負けの世界ではないと考えます。スポーツ系の部活は大会で勝利を目指すのは、競技ルールの性格上理解できますが、文化系の部活の場合、表現する人や鑑賞する人が違えば、みんなそれぞれ感じ方や受け止め方は異なります。そういった多様性を尊重できる寛容な心を育むためのプログラムを文化創造部では行っていきます。
Q4地域部活は、サッカーのクラブチームのようなものですか?
サッカー(例:Jリーグ)のクラブチームのユースやジュニアユースは、プロ選手を目指す子どもたちを対象にした育成組織です。明確にプロ選手になることを目標に設定して高い技術とフィジカルを身に付けながら、同年代の対戦チームと高レベルの試合を経験することができます。目的はプロ選手の養成にあり、そのためのプロの指導スタッフやトレーニング環境も充実しています。文化創造部は、もともと学校の中にあることが望ましい部活動を、現状では学校で提供することが難しいことから、学校の外で行うもので、あくまで教育活動の一環です。様々な文化芸術の体験を通して、上記の指導目標に掲げているような人を育てることを目的としています。学校の外で行う部活動になりますので、以下の学習指導要領の定義に準拠した活動を行います。
参考:学習指導要領「部活動の定義」「生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、スポーツや文化及び科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるよう留意すること」(中学校学習指導要領 より)
Q5入部した生徒が、興味をもった分野でプロを目指したり、一つの分野をもっと専門でたくさん活動したいという要望が出たら、どうしますか?
プロを目指すために必要な指導を受けられる団体(習い事や学校等)や講師の先生をご紹介します。たとえば、文化創造部の活動を体験していく中で合唱だけを専門にもっと頑張って、定期演奏会やコンクールに出場したいという生徒が出た場合は、そのような活動をしている中高生も所属可能な民間の合唱団をご紹介します。
文化創造部は、広く様々な分野を体験できることが大きな特長の一つです。それをきっかけに、どれか一つの分野を究めたいという生徒には、その道を目指すことができるように支援します。その先は、掛け持ち可能であれば、そのまま文化創造部にも所属可能ですが、不可能なようでしたら、その道で活躍できるように送り出してあげるようにします。
Q6学校の成績の中で、地域部活の活動はどのように反映されますか?
通っている学校には、こちらから訪問して、それぞれの生徒の活動の様子をお伝えします。生徒自身が主体的に行った活動と、それに対する外部の評価も一緒に伝えられるように考えています。

部員メンバー・指導講師・スタッフ紹介部員メンバー・指導講師・スタッフ紹介

部員メンバー

ただいま準備中ですので、公開までお待ちください。

指導講師

  • 芸術監督佐藤 真澄(掛川西高校教諭)
  • 音楽指導萩原 順子(前・浜松商業高校・非常勤講師)
  • 演劇指導横山 央(SPAC 俳優)
  • 朗読指導堤腰 和余(朗読家)
  • 特別講師
    (参加アーティスト)
    奥村 友美(ピアニスト)、長尾 春花(ヴァイオリニスト)、池谷 貴恵子(電子オルガン奏者)、西尾 舞衣子(ソプラノ歌手) ほか

スタッフ

  • 顧問齊藤 勇(兼 プログラムデザイン開発)
  • 副顧問大村 容子、高橋 恭子

参加者の声参加者の声

ただいま準備中です。

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  • TEL : 0537-28-7380
  • FAX : 0537-28-7381

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